ラブバム

〜 Love's photographic records 〜

2007年11月1日 左後足前十字靭帯断裂。
 
 11月1日、ラブが大ケガをしてしまいました。その名も「左後足前十字靭帯断裂」!

 獣医の先生の話を聞いてそこから推測するとラブはダイスキな叔父さん宅でお泊りし、朝、大喜びでお庭をかけまわり、そのまま車に乗って飛び降りた時、ブチっと靭帯を切ったみたいです。

 ワンコ、特にコーギーのような牧羊犬は広大な土地を走り回るためにとても強い筋肉をもっていて、それが起床後すぐにフル回転させたもんですからストレッチもしてない靭帯の筋繊維が悲鳴をあげてブチっと・・ってのが真相のようです。


 このままにしていても数週間後には痛みがとれ、(強靭な筋肉があるうちは)普通に歩けるようになるそうですがそのままにしていた靭帯は再生することなく壊死してしまい、老後歩けなくなってしまうとのこと。

 その場で手術を決断しました。

2007年11月9日 エリザベスカラー。

 手術は前十字靭帯をキレイに取り除き、脛骨から特殊な紐を埋め込んで膝を覆うようにし、この紐で靭帯と同じ働きをするようにしました。

 時間は1時間弱。ラブは麻酔が効いてて起きながら寝ている状態だったそうです。私の顔を見ると帰りたいっ!って暴れてしまい、傷口が開いてしまうおそれがあるためしばらくは面会謝絶でした。

 面会が叶って会いに行くと傷口をなめてしまうのでエリザベスカラーを装着し、患部の左後足と点滴を打った左前足の一部が刈りあげ君でした。
2007年11月19日 タイタニック。
 
 患部はボンレスハムみたいになっていました。申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 ラブは以前から目で多くを語るワンコなのでものすごく目でアピールしてくれました。「痛い」「怖い」「来てくれてうれしい」等、私には多く伝わるものがありましたが一番伝わってきたのは・・・。  「一緒に帰りたい!」

 私もラブにわかるように説明を試みますが私も心のどこかで「連れて帰りたい!」って思っているのでうまく伝わらず、その都度、看護婦さんに迷惑をかけながらも毎回タイタニック状態でした。
2008年4月20日 リハビリ。

 手術から1週間、予定ではそろそろ退院できるはずなので「退院」の言葉を待っていたのですが先生に「順調すぎるくらい順調なんだけどこのコは家に帰ったら喜んで暴れてしまうので数日リハビリをしてから帰します」と説明を受けました。がび〜ん!

 「暴れる」ってくやしいけどその通り。先生よ〜知っとるねぇ!面会に来た人間みながニガ笑いしてました。

 数日後、無事退院し順調に回復。1ヶ月も経つと四本足で問題なく散歩ができるようになりました。ちょっと目を離すと今まで通り階段を上ったり下りたりしようとするのでまた靭帯切っちゃわないかヒヤヒヤ。

 4月に狂犬病の注射をかねて経過を見てもらいましたがまったく問題ありませんでした。リハビリもかねてこの夏は泳ぎまくり!みなさんありがとうございました。 

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