ラブバム

〜 Love's photographic records 〜

2020年1月13日 竹中探訪。

 2020年のお出かけ第2弾はある人物を中心にめぐったお出かけ。

 その人物とは豊臣秀吉の軍師として活躍した竹中半兵衛。

 画像の銅像は岐阜県の垂井町(たるいちょう)のJR垂井駅のロータリーにある竹中半兵衛さんの像。

 この日は垂井町にあるマンホールカードをGETするために訪れ(マンマン編11を参照)、色つきマンホールがあるロータリーで像を発見!

 近くの伊吹山からくる吹きおろしの風は冷たかったけど、姉弟で肩よせあって楽しんできましたよ〜!

 まさかこの後、ゆかりの地を訪れることになろうとは露知らず♪
2020年1月26日 象鼻山。

 歴史ロマンの次は太古のロマン。やってきたのは岐阜県の養老にある低山、象鼻山(ぞうびさん)を登山。

 標高142mの低山ですが、この山全体が大小の古墳が散らばる古墳群になっており、東海地方でも最古で最大の古墳群なんだそうです。

 この地域に権力をもった一族の古墳が大小合わせて70近くあるらしく、頂上付近全体に広がる第一号古墳は方形の(四角い)墓に細長い台形がくっつき、鍵穴のようにも見える『前方後方墳』になってるのがよくわかる!

 この一号古墳の上に立ったら爽快感バツグン!顔が下がらないよう、落ちてた木の棒をひじかけならぬアゴかけにしたらこれは便利と愛犬も喜んでくれました♪
2020年1月26日 九十九坊。

 象鼻山の奥、ひと山超えるとあるのが九十九坊(つくもぼう)。整然と石仏が並び、それが壁となり、威圧感がありそうだけど、逆に安らぎを感じちゃうぐらい。

 ここには奈良時代から鎌倉時代まで100近い天台宗の僧坊(僧や尼僧が生活する宿舎)があってその跡地のようです。石の仏さんの他に石灯篭もありました。

 鎌倉時代に99の僧坊を持つ久保寺双寺(くぼうじそうでら)があり、隆盛を誇っていたと伝えられ、1335年の足利・新田両氏の戦いで焼失したという伝承があり、それらの石仏、墓石を集めたんですって。さかのぼる時間が古墳からジャンプしてるけどね〜!

 どちらも大きな歴史の中に埋もれ、存在は忘れ去られつつありますが、それでも山中にひっそりと古墳群も九十九坊もそこにある!老犬もいっぱいパワーもらったみたいです♪
2020年2月2日 栗原連理のサカキ。

 最後は九十九坊のさらに先にある大樹。象鼻山のお隣りの山は栗原山といい、この日は息子と栗原山から登りました。

 『栗原連理のサカキ』と呼び、樹齢はなんと400年超!幹が別々に分かれてるのに再度上で枝が癒着、いわゆる連理(れんり)の状態になっており、離れ離れになってもくっつく縁結びのご利益があるとかないとか?姉弟でくっついて撮影♪

 この連理のサカキのある地が1600年の関ヶ原の合戦の際、四国の雄、長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)が陣を張った場所。この山伝いにある南宮山(なんぐうさん)に毛利秀元と吉川広家の陣があり、彼らに通せんぼされて合戦に参加できなかったんだけど、じゃあなんでここに長曽我部が陣をはったかというと、ここに竹中半兵衛が住んでいたから!ほら連理してるでしょ〜!長宗我部は稀代の名軍師にあやかってここに陣を張ったんですね〜。

 そんなわけでカード集めに登山、ロマン探訪と満喫した2020年初頭でした〜。

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