ラブバム

〜 Love's photographic records 〜

2017年12月8日 アセビ平。

 お出かけ編8弾は標高859mの養老山(ようろうさん)登山の特集! 古くは多芸山(たぎさん)とも呼ばれた養老山地を代表する山。ここの空白地帯を登れば、多度町から養老町や南濃町を連なる養老山脈一帯を全て制覇するグレートトラバースが完成!

 12年11月8日にはじめた夢を達成するためにまずは養老の滝を見て、その後はゆるやかな傾斜をつづら折りに4q進むコースを選択。標高約334m地点にある天神人祖一神宮を参拝して90分近くえっちらおっちらと歩くと画像の「アセビ平」という場所に到着。

 こちらは以前、牧場だったらしく、そこまで車で行けるよう、登山道は道幅や傾斜も作られていたんですね。古くから牧畜が盛んで、かつては山中で放牧されていたんだそうです。この時点で標高750m。頑張りました〜!
2017年12月8日 小倉山。

 アセビ平からいよいよ小倉山(おぐらやま)・養老山・三方山(さんぽうざん)の三山を目指すことに。 尾根を縦走しながら養老山に向かってGO!急登が続き、無名峰『P826峰』その名の通り826mのルートの傾斜はなかなかで私は愛犬を抱っこしながら登ったので太モモパンパン!

 キッツキツでしたがそれを超えるとだんだん展望がよくなり、気持ちのいい尾根道。笹原峠(ささはらとうげ)を経て、小倉山841m目前にすると画像のような絶景!

 小倉山の山頂で360度の大パノラマを楽しむぞぉ〜!とテンションアゲアゲになりましたが、直後に濃霧と強風まじりの雹(ヒョウ)が降るバットコンディションに!そそくさと小倉山を後にしました。 わずかな時間でも絶景を楽しめたからよかったけどね。
2017年12月8日 養老山。

 画像が今回の真の目的地、養老山(ようろうさん)859.3mに到着!景観はゼロですが、その分、小倉山付近で発生した濃霧と雹の風よけ・冷気よけになってくれたので大助かり。

 愛犬もホッと一息な表情。

 本来だったら景色の良い小倉山で食事をとるつもりでしたがじっとしていられないほど冷たい強風が吹いていたので、養老山頂で食事をとり、再び小倉山へ。

 でもやっぱり視界ゼロ。天候が回復しそうになく、また日没時間も迫っていたので最後の三方山(さんぽうざん)へ移動。

 ↓の三方山の画像を見てもらう前に書きますが三方山まで下るとさっきまでの天候が劇的に回復。山ひとつでこうも天候が変わるもんかと驚きました。
2017年12月8日 三方山。

 最後が三方山。かなり下っても720m。こちらの眺めは晴天の小倉山で見た景色に比べても遜色ないぐらい。

 しばらくとどまっていたいところでしたが、実はこっから正念場。三方山からの下山ルートがさらにハード。 500m近くを一気に下るため、「転落注意」の看板が立ち、その名の通りの急坂のオンパレード。看板に偽り無し!

 それだけでも歩き疲れた足にきくのに地面は落葉の絨毯で非常にすべりやすく、ヒザもガクガク!短足犬の足が隠れるぐらい埋まり、爪の先端が割れ血もにじんでしまったので途中から愛犬を抱っこしながらの下山しましたが、冗談抜きで死にそうでした。

 朝の10時に登り始めて下山は16時過ぎ。6時間近く歩きまわって達成感はハンパなかったですが、翌日からの全身筋肉痛もハンパなかったです。

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